巨人・吉川尚輝 3試合ぶり3番復帰で10打席ぶり安打 岡本離脱で第92代4番も7の0
2025年5月10日(土)19時11分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人—ヤクルト(2025年5月10日 神宮)
巨人の吉川尚輝内野手(30)が10日のヤクルト戦(神宮)で10打席ぶり安打を放った。
「3番・二塁」に入って先発出場。1—1で迎えた4回、無死一塁で入った第2打席で相手先発右腕・ランバートのチェンジアップを左中間へ弾き返して二塁打とし、無死二、三塁とチャンスを広げた。
シーズン前に合同自主トレーニングを行うなど仲のいい主砲・岡本和真内野手(28)が左肘じん帯損傷という重傷で離脱し、吉川は7日の阪神戦(東京D)から第92代4番に任命された。
だが、直前の3試合で3番打者として11打数5安打をマークしていた吉川が、4番に入ってからの2試合では8打席に入って7打数無安打とまさかの失速となった。
4番に入って最初の試合では、名手らしからぬ適時失策も犯し、先発右腕・山崎は開幕37イニング目にして今季初失点。山崎は1939年に高橋敏(阪急)がマークした開幕38回1/3のプロ野球記録を86年ぶりに更新することはできなかった。
この日は3試合ぶりに定位置の3番に戻り、新助っ人のキャベッジが第93代4番に座った。