大谷翔平9回決勝3ラン、14-11の乱打戦にけり…佐々木朗希はワースト5失点
2025年5月10日(土)14時19分 読売新聞
9日、ダイヤモンドバックス戦に先発した佐々木朗希=Mark J. Rebilas-Imagn Images-USAトゥデー
【フェニックス(米アリゾナ州)=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は9日(日本時間10日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に1番指名打者で出場し、11—11で迎えた九回に2試合連続本塁打となる勝ち越しの12号3ランを放った。右中間スタンドに向かう打球の行方を見た大谷は、本塁打を確信したとみられ、バットを放り投げ、両手を高々と挙げた後、ゆっくりと歩き出した。
九回一死一、二塁で、マウンドに上がったばかりの右投手の内角低めのスプリットを完璧にとらえた。乱打戦に決着をつけるような、飛距離426フィート(約130メートル)の特大の一発だった。
大谷は一回に中堅フェンス直撃の二塁打、二回に左中間を破る適時二塁打を放った。6打数3安打4打点の活躍で、14—11の勝利に貢献した。
先発した佐々木朗希は4回0/3で降板した。メジャー初の1試合2本塁打を浴びるなど自己ワーストの5失点で、勝敗はつかなかった。これまで主に中6日の間隔で登板してきたが、チームが10連戦中のため、初めて中5日での登板だった。