G大阪、22分にMF鈴木徳真が一発退場 今季初の4連勝が懸かる一戦は1点ビハインドで後半へ
2025年5月11日(日)15時58分 スポーツ報知
先制ゴールを決める広島・塩谷 司(33)(カメラ・谷口健二)
◆明治安田 J1リーグ▽第16節 G大阪—広島(11日・パナソニックスタジアム吹田)
G大阪—広島は0—1で前半が終了した。
試合開始からG大阪は、前節・浦和戦同様に距離感良く守って、守備からリズムをつくった。14分、右サイドからFW山下諒也がポケットに走り込むと、中で待つFWデニスヒュメットにクロス。これにダイレクトで右足を合わせたが、広島の日本代表GK大迫敬介がセーブ。こぼれ球にデニスヒュメットがもう一度右足を振り抜いたがこれも大迫に阻まれた。互いに強度高い攻防を繰り広げていたが18分、GK一森純からのパスが、ゴール前で広島のFWジャーメイン良にさらわれると、これをMF鈴木徳真が奪いにいった際にジャーメインをエリア手前で倒してしまう。一時はプレー続行となったがその約4分後にVARが適応された結果、鈴木はレッドカードを提示されて退場となった。
同プレーで与えたFKはしのいだが22分から1人少ない状況となり、デニスヒュメットに代えてMF倉田秋を投入。システムを整えたが、33分に右サイドのクロスからこぼれ球をDF塩谷司に詰められて失点した。
その後も自陣でプレーされる時間は多くなったが失点は許さず、0—1で前半が終了した。数的不利な状況を打開して、今季初の4連勝をつかめるか。