久保凛、800mで世界陸上参加標準に届かず 悔しい2着に終わる【木南記念】
2025年5月11日(日)14時29分 TBS NEWS DIG
■陸上 第12回木南道孝記念(11日、大阪・ヤンマースタジアム長居)
陸上・木南記念の女子800mタイムレース決勝が行われ、日本記録保持者の久保凛(17、東大阪大敬愛高)が、2分02秒29の2着でフィニッシュ。東京2025世界陸上参加標準記録(1分59秒00)には届かなかった。
久保は4月12日の金栗記念を2分02秒58で制し連覇すると、3日の静岡国際でも2分00秒28をマークし連覇を達成。自身の持つ日本記録(1分59秒93)に次ぐ2番目の好タイムで、日本陸上競技連盟が定める開催国枠エントリー設定記録(2分00秒99)をクリアした。
800mではレースごとにタイムを縮めてきた久保はこの日、序盤からスピードに乗り2位につける。スタンドからの仲間たちの声援を背に、2周目に入ったところでトップに出るも終盤、抜かれて再び2位に後退。ラストの直線で粘りの走りも一歩届かず、そのまま2着でフィニッシュした。