柔道GS優勝の太田彪雅、世界選手権直前の実業団対抗も出場へ「チームに貢献して、けがせず」

2025年5月13日(火)18時47分 スポーツ報知

柔道グランドスラム・カザフスタン大会から帰国し取材に応じる太田彪雅(カメラ・三須 慶太)

 柔道グランドスラム(GS)カザフスタン大会の男子100キロ超級を制した太田彪雅(旭化成)が13日、成田空港着の航空機で帰国した。4試合全てで一本勝ちをおさめ、世界選手権(6月13〜20日、ハンガリー・ブダペスト)へ向け弾みをつけた。「あまり強豪選手は出場していなかったんですが」と冷静に捉えつつも「その中でしっかり勝ち切れたのは、世界選手権に向けて、いい自信はついたのかなと思います」と手応えも語った。

 太田は2月のGSバクー大会で優勝、4月6日の全日本選抜体重別選手権で優勝、同29日の体重無差別の全日本選手権で8強入り。連戦が続いており「2月からずっと試合は続いていて、疲労の部分で少し感じるところはあるんですが」と吐露しつつも、「これも全て世界選手権のための試練だと思って、しっかり最後までやりきたいなと思います」と頼もしく語った。

 さらに世界選手権の前には全日本実業団体対抗大会(6月7、8日・北海道きたえーる)にも出場する予定という。強行軍となるが「(実業団対抗で)しっかりチームに貢献して、けがせず、あとは世界選手権に向けて調整していければなと思っています」と太田。世界選手権に向けては「去年は2回戦で敗退してしまい、ふがいない結果で終わってしまったんですが、今年は2回目の出場。去年の悔しさをまた同じ場所でリベンジをして、最終的には優勝できるようにこれからも頑張っていきたいなと思います」と気合を入れた。

スポーツ報知

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