巨人深刻...頼みの山崎が満塁弾浴びて4位転落 鬼門マツダ6戦6敗 61回連続適時打なしで貯金ゼロ
2025年5月15日(木)21時23分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人1—5広島(2025年5月15日 マツダ)
巨人は頼みの山崎が小園に満塁弾を浴びて逆転負けを喫し、今季初の4連敗。最大5あった貯金を使い果たして4月17日以来28日ぶりの勝率5割とし、DeNAが勝ったため4位に転落した。巨人のBクラス転落は4月14日の5位以来31日ぶり。
鬼門の敵地マツダでは今季6戦6敗。巨人がマツダで勝ったのは4年ぶりセ・リーグ優勝を決めた昨年9月28日が最後となっている。
巨人はここまで無傷の5勝をマークし、防御率0.45とセ・リーグトップだった山崎が先発マウンドへ。
打線は0—0のまま迎えた5回、相手先発右腕・ドミンゲスが突如乱れて4四球をもらい、押し出しという意外な形ながら待望の先制点。巨人に18イニングぶりの得点が入った。
だが、打線が6回に無死満塁の大チャンスでまさかの無得点に終わった、その裏だった。
ここまで無失点投球を続けていた山崎が2安打1四球で1死満塁のピンチを招くと、6番・小園に右翼スタンドへ叩き込まれた。小園はセ・リーグ今季初の満塁弾。山崎は6回7安打4失点で今季初黒星となった。
主砲・岡本を負傷で欠く巨人打線。この日も得点は押し出し四球による1点だけで61イニング連続適時打なしとなっている。
巨人は2009年に開場したマツダを大の苦手としており、17年8月12日から18年8月10日にかけては13連敗。
昨季はマツダでの最終戦に勝って4年ぶりのセ・リーグ優勝を決めるとともにマツダでの戦績を6勝5敗2分けとし、2013年以来11年ぶりの勝ち越しを決めた。だが、開幕から6戦時点で0勝4敗2分け。昨年初めてマツダで勝ったのは7月9日の7戦目だった。