巨人は深刻な得点力不足 岡本離脱後の4番は7試合で26打数1安打、初打点は押し出し 61回適時打なし
2025年5月15日(木)22時10分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人1—5広島(2025年5月15日 マツダ)
巨人は今季初の4連敗。最大5あった貯金を使い果たして4月17日以来28日ぶりの勝率5割とし、DeNAが勝ったため4位に転落した。巨人のBクラス転落は4月14日の5位以来31日ぶり。
鬼門の敵地マツダではこれで今季6戦6敗。巨人がマツダで勝ったのは4年ぶりセ・リーグ優勝を決めた昨年9月28日が最後となっている。
1—0で迎えた6回には増田陸と甲斐の連続内野安打と浅野の死球で無死満塁の大チャンスをつくったが、先発右腕・山崎が三振に倒れたあとで泉口が三振、ヘルナンデスが左飛に倒れて無得点。その裏、山崎が小園に今季セ・リーグ初の満塁弾を浴びて逆転負けとなった。
主砲・岡本を負傷で欠く巨人打線の得点力不足は深刻だ。この日の得点は無安打ながら4四球をもらった押し出しによる5回の1点だけ。ついに61イニング連続適時打なしとなった。
岡本の離脱後には吉川が2試合、キャベッジが4試合、大城卓が1試合で4番に入ったが、7試合で合計26打数1安打の打率.038。この日2試合連続4度目の4番に入ったキャベッジは5回に押し出し四球を選んでこの試合唯一の得点を挙げたが、これが岡本離脱後の7試合で巨人4番が挙げた初打点となっている。