横浜FMキスノーボ監督「アグレッシブさが足りなかったのが悔しかった」6連敗&10戦未勝利でサポーターから大ブーイング
2025年5月17日(土)16時39分 スポーツ報知
横浜FMのキスノーボ監督
◆明治安田J1リーグ▽第17節 横浜FM—京都(17日・日産スタジアム)
横浜FMがホームで京都に0—3で敗れ、2008年のクラブワーストに並ぶ6連敗&10戦未勝利となった。
前半31分に京都のMF松田に豪快なミドルシュートを決められて、4戦連続で先制点を許す展開となり、後半22分にはGK飯倉が味方DFに当たってコースの変わったシュートをはじいたところを京都の奥川に押し込まれて追加点を献上。同36分にはDF福田に3点目を許してしまい、なすすべもなく0—3で敗れた。
悪夢のような連敗に、ゴール裏のサポーターからは今季初めて大ブーイングが飛んだ。試合後のインタビューでキスノーボ監督は「いい部分もたくさん見せることができましたが、球際とかデュエルのところのアグレッシブさが足りなかったのが悔しかった。今日の失点の部分に関しては、防げる失点だと思いますし、このようなタフな相手に自分たちのアグレッシブさが欠けてしまえば、相手が上回ってしまいますし、そういう部分の悔しさが残る」と振り返った。
攻撃面では天野、ヤンマテウス、2年連続得点王のアンデルソンロペスらがゴールに迫るもゴールは遠く、これで3戦無得点。指揮官は「チャンスはたくさん作ったなと思います。いい部分も自分が就任してから一番多い試合だった」としたが、「いい部分が多く出ただけでは十分ではない。結果に結びつけてゴールを決めなければ始まらない。最後のパス、判断は今一度最後のところは集中してやる必要がある」と厳しい表情を浮かべた。