【中日】金丸夢斗、打線援護なくプロ初勝利はまたもお預け「次回は失投をなくしたい」

2025年5月17日(土)5時0分 スポーツ報知

力投する金丸夢斗(カメラ・小林 泰斗)

◆JERA セ・リーグ 巨人4ー2中日(16日・東京ドーム)

 またも援護に恵まれなかった。プロ初勝利を懸けて2度目のマウンドに上がった中日・金丸は、6回3安打7奪三振で1失点。4回1死、増田陸に甘く入った148キロ直球を左中間席に運ばれ、唯一の失点を許した。「内に投げ切れなかった。一球の重みを感じた。次回は失投をなくしたい」。勝利に届かなかった責任の一端を、自らに求めた。

 打線は5回までチャンスをつくりながら無得点。6回に上林の4号ソロで負けは消したものの、勝ち越しには至らなかった。左腕はデビュー戦となった5日のDeNA戦(バンテリンD)も6回2失点と好投しながら、援護が3安打1点にとどまり、プロ初黒星。ただ、2戦連続クオリティースタートと、ドラフト4球団競合の実力は発揮している。

 チームは逆転負けを喫し、連勝は2で止まった。それでも堂々の投球を見せた金丸に、井上監督は「勝ちも負けもつかなかったけど、爪痕は残せた」と二重丸。次回登板については今回同様、中6日以上の間隔を空けることを示唆した。「次は初勝利できるように頑張りたい」と22歳左腕。次回こそ、三度目の正直だ。(森下 知玲)

 ◆金丸 夢斗(かねまる・ゆめと)2003年2月1日、兵庫・神戸市生まれ。22歳。神港橘3年の春夏は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、甲子園大会が中止。関大では、23年秋から72イニング連続で自責0を記録した。24年3月には、アマチュアながら侍ジャパンに選出。同年ドラフト1位で中日入団。年俸1600万円。177センチ、77キロ。左投左打。

スポーツ報知

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