堅守の町田が復活 9試合ぶりのクリーンシート…攻撃も前半だけで今季最多の3得点と爆発
2025年5月17日(土)16時5分 スポーツ報知
前半4分、先制点を決め喜ぶ町田・林幸多郎(カメラ・山崎 賢人)
◆明治安田J1リーグ ▽第17節 町田3—0柏(17日・Gスタ)
町田はホームで柏と対戦し、3—0で勝利した。
前節の清水戦(2△2)と先発を入れ替えなかった町田は、先制点を前半4分に取る。MF仙頭啓矢が左足でミドルシュートを放つと、GK小島亨介がはじく。そこからゴール前で混戦になると、最後はDF林幸多郎が押し込んだ。林は清水戦に続いて2戦連発。雨の野津田で幸先良いスタートを見せた。
さらに攻撃の手は止まらない。同16分に、林が左クロスを上げると、FWオセフンの体に当たった球はGK小島亨介の股を抜けてネットの中へ。序盤の早い段階で2点リードを奪った。
さらに前半45分にはエリア内でFWオセフンがファウルをもらい、PKのチャンスを獲得。FWナサンホが同アディショナルタイム(AT)に冷静にゴール左上に沈めて、今季最多の3点目を前半のうちに決めた。
後半もGK谷晃生の好セーブなども光り、柏の反撃を守り切った。クリーンシート(無失点)は第8節G大阪戦(1〇0)以来9試合ぶり。FW相馬勇紀と日本代表DF中山雄太が離脱する中、昨季リーグ最少失点を誇った堅守が復活した。4試合ぶりの勝利になり、ホームでの連敗もストップ。過去2試合後半ATに決勝弾を許すショッキング敗北を乗り越えた。