元巨人、日本ハム村田透がチェコで2連勝 鉄腕・宮西尚生と同い年 40歳の誕生日を前に好投
2025年5月17日(土)11時23分 スポーツ報知
日本ハム時代の村田透
元巨人、日本ハムでチェコリーグのソコル・フボルカーでプレーする村田透投手が16日、サバット・プラハ戦に先発。7回途中1失点の好投でチームは6—4で勝利し白星がついた。村田は今季3登板で2勝0敗、防御率2・08となった。
現在39歳で今月20日に40歳になる村田は今月にチェコに入り、4日のコトラーシュカ・プラハ戦で今季初登板初先発。6回3安打1失点でチームの勝利に貢献すると、9日のプラハ・イーグルス戦では5回5安打2失点で勝利投手になり今季初勝利を挙げていた。
村田は大体大から07年の大学・社会人ドラフト1巡目で巨人に入団。巨人では1軍登板なしで2010年オフに戦力外通告を受け、その後は米球界に挑戦。インディアンスとマイナー契約を結び、11年からは米マイナーでプレーし、15年に夢のメジャー昇格をつかむと、オリオールズ戦で初登板初先発。3回1/3を5失点で敗戦投手となったが、メジャー登板を果たした。
17年から日本ハムと契約して日本球界復帰。この年にNPB初勝利を挙げると18年は主に先発として6勝をマーク。日本ハムには21年まで在籍した。
22年から再び海外に挑戦の舞台を移し、オーストラリアやドイツでプレー。昨年はチェコリーグのカーディオン・フロシ・ブルノでプレーして13勝を挙げた。
日本ハム時代にともにプレーし、先日、NPB新記録の880登板連続リリーフを達成した鉄腕・宮西尚生とは同い年。村田も異国の地で挑戦を続けている。