「大谷翔平の日」に日本人初の4戦連発なるか、古巣戦「1番DH」スタメン…カーショー初先発

2025年5月18日(日)6時2分 スポーツ報知

◆米大リーグ ドジャース—エンゼルス(17日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が17日(日本時間18日午前10時10分開始予定)、本拠地・エンゼルス戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。自身初で日本人史上初となる4試合連続本塁打となる17号が出るかに注目が集まる。

 現地時間のこの日5月17日は、昨年米カリフォルニア州ロサンゼルス市が、選手としての功績や影響力などをたたえて制定した「大谷翔平の日」。昨年は試合前にロサンゼルス支庁を訪問し、市議会で表彰を受けると、その後本塁打を放って自ら祝砲とした。さらに「5月17日」は、父・徹さんの63歳の誕生日でもある。

 そんな記念日に狙うのは日本人初の快挙だ。大谷は14日(同15日)の本拠地・アスレチックス戦で13号先頭打者本塁打を放つと、自身のボブルヘッド人形が来場者に配布された15日(同16日)の同カードでは2打席連続弾。さらに前日16日(同17日)の古巣・エンゼルス戦でも3試合連続弾となる16号ソロを放った。3戦連発は今季初で通算9度目。これまで日本人選手が1度も達成していない4試合連続本塁打へ、9度目の挑戦となる。

 エンゼルスの先発はタイラー・アンダーソン投手(35)。22年にはドジャースで自己最多15勝を挙げ、23年にはエンゼルスで大谷ともともに戦ったことのある左腕だ。昨季10勝(15敗)を挙げると、今季もここまで8登板で2勝1敗、防御率2・58と好調。だが大谷は、21、22年に対戦して7打数4安打の打率5割7分1厘で、アンダーソンがマリナーズに所属していた21年には本塁打も放っており、豪快な一発にも期待が持てる。

 ドジャースの先発はクレトン・カーショー投手(37)。MVP1度、サイ・ヤング賞3度受賞経験のあるメジャー通算212勝でドジャース一筋18年目のレジェンド左腕だ。昨年11月に左足と左膝の手術を受けてリハビリに専念してきたため、この日が今季初登板。メジャー通算213勝目で18年連続白星となる今季初勝利を狙う。

 大谷は、前日終了時点で真美子夫人の長女出産に伴う「父親リスト」に入って欠場した2試合をのぞく43試合に出場。16本塁打(リーグ1位)、29打点(同15位タイ)、54安打(同1位タイ)、打率3割1分6厘(同5位)、OPS1・106(同1位)をマークしている。5月はすでに月間9本塁打。月間10発となれば5月では自身初となる。チームも29勝16敗で、地区2位のパドレスに1・0ゲーム差で首位を走っている。

スポーツ報知

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