【ヴィクトリアM】「あまりうまく乗れなかった」Mデムーロ騎手 G1初挑戦シランケドは内を突いて3着

2025年5月18日(日)17時18分 スポーツ報知

3着のシランケド(カメラ・荒牧 徹)

◆第20回ヴィクトリアマイル・G1(5月18日、東京競馬場・芝1600メートル、良)

 春のマイル女王決定戦に4歳以上の牝馬17頭(ミアネーロは出走取り消し)が出走し、1番人気のアスコリピチェーノ(4歳、美浦・黒岩陽一厩舎、父ダイワメジャー)が直線で外から豪快に伸びてゴール前の接戦を制し、23年阪神JF以来2度目のG1勝利(重賞は5勝目)を挙げた。クリストフ・ルメール騎手は17年アドマイヤリード、20年アーモンドアイ、21年グランアレグリアに続き、歴代単独最多となる4度目の勝利。JRAの通年免許を取得した15年から11年連続のG1勝利とした。黒岩調教師はJRA通算200勝をG1の舞台で決めた。勝ちタイムは1分32秒1。

 同馬は昨年の桜花賞、NHKマイルCで、ともに2着。昨秋の豪州の高額賞金レースのゴールデンイーグルで12着に敗れ、4歳初戦となったサウジアラビアのG2・1351ターフスプリントで海外初勝利を挙げていた。昨年9月の京成杯オータムハンデ以来、3戦ぶりとなる国内のレースで結果を出した。

 2着は4番人気のクイーンズウォーク(川田将雅騎手)、3着は7番人気のシランケド(ミルコ・デムーロ騎手)だった。

 ミルコ・デムーロ騎手(シランケド=3着)「惜しかったですね。ちょっと、あまりうまく乗れなかったです。馬込みもあまり良くないですね。スタートは出たのですが、この距離なのであの位置(4コーナー17番手)からの競馬になりました。馬場が重いので、あまり向こう正面でポジションを取るのに脚を使いたくなかったのですが、上位の馬たちが外に行ったので、G1でそれ以上、外に出しては届かないと思い、内を突きました。脚はあったんですが、前の馬たちがフラフラするところもあったので、あまりスムーズではなかったです。そのなかで、よく頑張ってくれました」

スポーツ報知

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