三浦龍司が貫禄V「戻ってきている手応え」…セイコーGGP男子3000m障害
2025年5月18日(日)22時28分 スポーツ報知
男子3000メートル障害決勝で力走する三浦龍司(カメラ・岡野 将大)
◆陸上 セイコーゴールデングランプリ(18日、東京・国立競技場)
男子3000メートル障害で、昨年のパリ五輪8位入賞の三浦龍司(スバル)が8分18秒96で貫禄優勝を飾った。「前半は余裕を持ちながら、ラストしっかり切り替えることをテーマに臨んだ」とプラン通りに冷静にレースを遂行し、ばっちり勝ちきった。
今季は初戦となった4月のダイヤモンドリーグ第1戦(中国)で8分10秒11をマークして日本陸連の選考基準を満たし、早々に東京世界陸上(9月)に内定。ただ同第2戦(中国)は右脚に違和感が出たため棄権した。
この日は回復後の初レースで「状態を確認する」ことがポイントだったが、“サンショー”第一人者はさすがの貫禄V。「戻ってきている手応えを感じた」とすがすがしい表情を見せた。メダル獲得を見据える大一番へ、「9月にピークを持っていきたい」ときっぱり話した。