【巨人】5回に代打・リチャードの2号3ランで逆転 先発・堀田賢慎は5回2安打2失点で勝ち投手の権利
2025年5月18日(日)15時29分 スポーツ報知
5回2死一、三塁、代打・リチャードは右中間に逆転の2号3ラン本塁打を放つ(カメラ・堺 恒志)
◆JERA セ・リーグ 巨人ー中日(18日・東京ドーム)
巨人は堀田賢慎投手が今季初勝利を目指して先発。2回に先取点、5回に勝ち越し点を許し5回2安打2失点で降板した。打線は中日の先発・松葉貴大投手から5回に代打・リチャード内野手の2号3ラン本塁打で逆転した。
堀田は2回1死からカリステ内野手、高橋周平内野手に連続四球を与え一、二塁のピンチ。2死となってから木下拓哉捕手に中前タイムリーを打たれ、1点を失った。
巨人が直後の2回裏に同点に追い付いた。先頭のキャベッジ外野手が四球で出塁し二塁盗塁を決め無死二塁。増田陸内野手が右前打で続き無死一、三塁とチャンスを広げ、中山礼都内野手の二ゴロ併殺打の間にキャベッジが生還した。
1−1の同点で迎えた5回、巨人の先発・堀田賢慎投手が勝ち越しを許した。
先頭の山本泰寛内野手に初球のストレートを左翼スタンドに運ばれる1号ソロ本塁打。2点目を奪われた。
続く木下拓哉捕手には四球を与え、送りバントで1死二塁、岡林勇希外野手の二ゴロで2死三塁となったが田中幹也内野手を右飛に打ち取り踏ん張った。堀田は5回の打席で代打を送られ、降板となった。
堀田の投球について杉内俊哉投手チーフコーチは「序盤はコントロールが定まらず、2者連続の四球から失点してしまったけど、投げている球自体は悪くない。四球を恐れてストライクを取りに行くようなピッチングをするのではなくて、出してしまっても切り替えて、その後をどう打ち取るかというピッチングをしてほしい」と話した。
1点を追う巨人は5回2死からヘルナンデス外野手が中前打、甲斐拓也捕手が左前打で続き2死一、三塁とすると、堀田の代打・リチャード内野手が13日の広島戦以来となる2号3ラン本塁打を放ち、一気に逆転した。
先発堀田投手の降板後のコメント
「立ち上がりは良かったですが、回を重ねるにつれてボール先行になり苦しい投球になってしまった。チームが勝てるように応援します」