【F1】「馬鹿げたミス」予選クラッシュでマシン大破の角田裕毅が謝罪「不必要なプッシュで車失った」

2025年5月18日(日)7時33分 スポーツニッポン

 ◇F1第7戦エミリアロマーニャGP 予選(2025年5月17日 イモラ・サーキット=1周4.909キロ)

 予選1回目(Q1)でクラッシュしたレッドブルの角田裕毅が謝罪した。F1公式サイトやレッドブルの公式Xなどが伝えた。

 Q1開始直後、「ビルヌーブ・シケイン」の縁石に乗ってスピンした角田のマシンはコントロールを失い、スピードがついたまま車体後方からウオールに激突。ウオールに乗り上げたマシンは空中で裏返しになり、地面に落ちると回転して上下元に戻ったが、車体はフロント、リアとも激しく損傷。角田は18日の決勝でピットレーンスタートが濃厚となった。

 角田は自力でマシンを降り、メディカルチェックを終えて取材に対応。「ありがたいことに大丈夫です。でも、こんな早い段階で、しかも全く不必要な状況でこんなことになって、とても悔しいです」と話した。マシンは欧州ラウンド開幕に合わせてアップデートを施したが、バランスを取るのに苦しみ「調子が良いセッションもあれば、突然大きく落ち込むセッションもあった。フリー走行3回目では…正直どうなったのか全く謎だった」という。「ターン1から3までは良い感触だったのに、直後にクラッシュしてしまった。本当に残念です。マシンは十分走っていたのに、馬鹿げたミスでクラッシュしてしまった」と残念がった。

 大破したマシンを決勝で走らせるため、メカニックは夜通しでの突貫作業を強いられる。角田は「予選の早い段階で不必要なプッシュで車を失って、とにかくチームに謝りたい。明日は順位を上げていくしかない」と謝罪した。

 ▽予選順位

(1)ピアストリ(マクラーレン)

(2)フェルスタッペン(レッドブル)

(3)ラッセル(メルセデス)

(4)ノリス(マクラーレン)

(5)アロンソ(アストンマーチン)

(6)サインツ(ウィリアムズ)

(7)アルボン(ウィリアムズ)

(8)ストロール(アストンマーチン)

(9)ハジャー(レーシングブルズ)

(10)ガスリー(アルピーヌ)

<以下Q2敗退>

(11)ルクレール(フェラーリ)

(12)ハミルトン(フェラーリ)

(13)アントネッリ(メルセデス)

(14)ボルトレート(キックザウバー)

(15)コラピント(アルピーヌ)

<以下Q1敗退>

(16)ローソン(レーシングブルズ)

(17)ヒュルケンベルク(キックザウバー)

(18)オコン(ハース)

(19)ベアマン(ハース)

(20)角田裕毅(レッドブル)

スポーツニッポン

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