ドジャースひと筋18年の通算212勝左腕カーショー 260日ぶり復帰登板も初回いきなり3失点

2025年5月18日(日)10時35分 スポーツニッポン

 ◇インターリーグ ドジャース—エンゼルス(2025年5月17日 ロサンゼルス ドジャースタジアム)

 ドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)が17日(日本時間18日)、本拠でのエンゼルス戦で今季初登板初先発した。ドジャースひと筋18年目で過去サイ・ヤング賞3度、通算212勝の左腕は昨年8月30日のダイヤモンドバックス戦以来、260日ぶりのメジャーマウンド復帰となったが、いきなり3失点の立ち上がりとなった。

 カーショーの背番号「22」のユニホームを着たファンも多く来場した中、メジャー昇格2試合目の24歳、ラッシング捕手と13歳差バッテリーを組んだ。初回に1番・ネトをボールカウント3—2からスライダーで空振り三振に仕留めると、観客は立ち上がって拍手。しかし、右前打と連続四球で1死満塁となり、5番・オハピーに90マイル(約144.8キロ)の直球を左前に運ばれる適時打で2点を先制された。

 2死後、7番・ルーゴにも左中間を破られる適時二塁打でこの回3失点目。しかも二塁走者を三本間に挟みながら送球ミスでオールセーフとしてしまったが、2死二、三塁のピンチは8番・アデルをカーブで空振り三振に打ち取った。

 昨季は故障を繰り返してわずか7試合の登板。8月末に負傷者リスト(IL)入りし、チームのワールドシリーズ制覇に貢献できなかった。オフの11月に左膝半月板と左足親指の手術を受けてリハビリを続け、マイナーで5度の登板を経て復帰。「チームの一員として貢献したい。ベンチにいるだけではなく実際に戦いたい」と意気込む一方、長年の“相棒”だったバーンズ捕手が14日(日本時間15日)に事実上の戦力外となり「長年一緒に戦ってきた仲間を失うのはつらい」と寂しさも訴えていた。

スポーツニッポン

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