男子走幅跳 東京五輪代表の津波響樹が8m15で2位、二刀流・泉谷駿介は3位、橋岡優輝は5位【陸上セイコーGGP】
2025年5月18日(日)15時1分 TBS NEWS DIG
■セイコーゴールデングランプリ陸上2025東京 男子走幅跳 決勝(18日、国立競技場)
男子走幅跳決勝が行われ、東京オリンピック™代表の津波響樹(27、大塚製薬)が8m15のジャンプで日本人トップの2位に入った。
今大会の男子走幅跳には2人の日本人選手に注目が集まった。一人は、東京オリンピック™6位入賞で、日本歴代2位(8m36)の記録を持つ橋岡優輝(26、富士通)。もう一人は、110mハードル日本記録(13秒04)保持者の泉谷駿介(25、住友電工)。走幅跳でも日本歴代6位(8m21)の自己ベストを持つ“二刀流アスリート”だ。
東京2025世界陸上で、110mハードルと走幅跳2種目の出場を目指す泉谷。110mHは既に参加標準記録も突破しており、今大会は走幅跳のみに出場。今年3月の世界室内走幅跳で8m21を跳び、4位入賞を果たしている。
一方、橋岡も4月20日の兵庫リレーカーニバルで8m10のジャンプで優勝し、11日の木南記念でも8m19(追い風2.2mで参考記録)と2連勝し絶好調。そんな2人がGGPでの直接対決に臨んだ。
1回目で橋岡が7m92をマークすると、泉谷は2回目で8m00の跳躍を見せた。3回目で東京五輪代表の津波が、2人を上回る8m15のジャンプで全体のトップに立った。
泉谷は4回目で8m02と記録を伸ばすが、橋岡は3回目以降も記録を伸ばすことはできず。最後の6回目でリアム・アドコック(28、オーストラリア)が8m20の跳躍で逆転の1位。津波は惜しくも2位となり、泉谷が3位、橋岡は5位に終わった。
【男子走幅跳 結果】
1位 リアム・アドコック 8m20(+1.3)
2位 津波響樹 8m15(+1.0)
3位 泉谷駿介 8m02(+0.3)
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5位 橋岡優輝 7m92(+0.4)