阪神24歳左腕は「安定感、半端ない」6回1失点無四球投球で防御率1.45も話題 「新人王、筆頭じゃないか」

2025年5月19日(月)5時20分 ココカラネクスト

伊原は今季3勝目をマークした(C)産経新聞社

 阪神は18日の広島戦(甲子園)に3−1と勝利。首位攻防となった3連戦でカード勝ち越しを決め、2位広島との差を1・5ゲームとした。

 先発したドラフト1位左腕の伊原陵人は3回まで広島打線に1人も走者を許さない、完全投球。4奪三振とリズム良く試合を進める。

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 4回には2本の安打と犠飛で先制を許すも、その後も粘りのピッチングを続けた。6回は二死三塁のピンチを招き、三塁走者・中村奨成の本塁突入という奇襲にも捕手の坂本誠志郎と呼吸を合わせ本塁タッチアウトにし、追加点を与えなかった。

 そんな伊原に打線も応えた。1点を追う6回裏は伊原の代打として出場した前川右京が右前打をマーク。一死二塁から中野拓夢が左前打、広島左翼を守るサンドロ・ファビアンがファンブルして同点とすると、尚も一死二塁の好機に森下翔太が左前適時打をマーク。勝ち越しに成功した。7回にも中野の適時打でさらに1点を加点、3−1で広島を下した。

 先発した伊原は6回79球、4安打1失点で3勝目をマーク。開幕は救援で迎えたものの、4月20日の広島戦から先発転向となるとわずか1か月の間にすでに3勝をマーク。新人ながら落ち着いたマウンドさばきで「内角をしっかり投げ切れる」「ゾーン内で勝負できる」点も大きいとされる。

 また、本人も意識しているように、無駄な四球を出さないことも先発としてのパフォーマンスを際だたせている。

 この日も6回を投げ、無四球。ここまで救援含め今季は11登板、37.1イニングを投げ、与四球はわずか「6」、防御率は「1.45」。先発した5試合のうち、4試合が1失点以下と安定した投球を続けている。

 伊原の投球をめぐってはファンの間からも「伊原は安定感、半端ない」「実は、新人王筆頭じゃないか」「完全に左の本格派ですね」など、快進撃を続けることで称賛の声が日に日に高まっている。

 藤川球児監督からも「背番号ぐらい勝ってほしい」と期待を寄せられるルーキー左腕が今後もチームを支えていく。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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