ド軍編成本部長 メジャーで不本意な成績の朗希は右肩痛にも原因「非常に影響があったと思います」

2025年5月19日(月)4時27分 スポーツニッポン

 ドジャースのアンドルー・フリードマン編成本部長が18日(日本時間19日)、本拠でのエンゼルス戦前に取材対応。「右肩のインピンジメント症候群」で負傷者リスト(IL)入りした佐々木朗希投手(23)について言及した。

 佐々木は、9日のダイヤモンドバックス戦は、4回0/3を61球、5安打5失点で降板。プロ入り後初の中5日での先発で、直球の平均球速は94・8マイル(約152・5キロ)にとどまった。東京ドームでの開幕2戦目こそ最速100・5マイル(約161・7キロ)で160キロ超のボールを連発したが、米本土に戻った2戦目以降の7登板で160キロ超えはゼロ。離脱する前の数試合は最速、平均球速ともに下降していた。

 そんな佐々木の右肩の違和感が、前半の苦戦にどれだけ影響を与えたと思いますか?との問いに対して、同編成本部長は「非常に影響があったと思います」と回答。ここまでメジャー8試合に登板し、1勝1敗、防御率4.72と不本意な成績に右肩痛が影響していたことを説明した。

 そのうえでチームの投手陣について「オフシーズンには先発投手陣を万全に整えるために人員補強を行い、このシーズンに復帰すると見込んでいた選手も複数いました。それでも、けが人が出て、夜も眠れないほど『何ができるか』と考え込んでしまうことがあり、本当に歯がゆいです。常に頭の中は、いかにして問題を解決し、次から次へと現れる課題を“もぐら叩き”のように潰していく方法でいっぱいです」とグラスノーやスネルなど負傷者が続出していることについての思いを語った。

 また「そして、できるだけ多くの勝利をつかむために選手たちを最高の状態に保つことに全力を注いでいます。そうして得られる若手のチャンスもありますし、復帰してくる選手たちが戦力に加わることも期待しています。『十分な戦力』とは何かを定義すること自体が難しいですが、投手陣に関しては数が多いに越したことはありません」と語った。

スポーツニッポン

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