【ロッテ】山本大斗「ピッチャーが頑張っているときこそ打てるように」…7回に執念の同点適時打 石川柊に待望の援護点
2025年5月20日(火)22時29分 スポーツ報知
7回2死一、二塁、山本大斗が右前適時打を放ち同点(カメラ・朝田 秀司)
◆パ・リーグ オリックス2—1ロッテ(20日・京セラD大阪)
ロッテ期待の22歳有望株・山本大斗外野手が、1点を追う7回2死一、二塁から一時同点となる右前適時打を放った。試合後、取材に応じ、「もう本当に打つことしか考えてなかったです。とにかく初球からいこうと思った結果がヒットになりましたね」と振り返った。
7回2死一、二塁。カウント2—1から相手先発右腕・九里の141キロの内角シュートを詰まりながらも右前に運んだ。二塁走者・安田の生還を見届けると、一塁ベース付近で山本は右手を大きく三塁側ベンチに掲げ、「よっしゃー!」と叫び、喜びを爆発させた。
この日の先発は、昨季オフにソフトバンクからFA加入した石川柊太投手。石川柊は今季6試合目ながら打線の援護点がなく、この日の6回まで計30イニング無援護が続いていたが、22歳の若武者が待望の援護点を献上した。「いい投球をしてもらっているんですけど、それは僕も守りながら思っていたので。次は、柊太さんに限らないですけど、ピッチャーが頑張っているときこそ早めに打てるようにしたいです。(打席の)感覚はずっといい。今日は打席の内容も悪くなかったし、明日も継続できればなと思いますね」とうなずいた。