「序盤のミスがすべて」ドジャース・ナック登板直後の2被弾を反省「フラストレーションがたまった」
2025年5月20日(火)15時37分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース5—9ダイヤモンドバックス(2025年5月19日 ロサンゼルス)
ドジャースは19日(日本時間20日)、本拠でのダイヤモンドバックス戦で投手陣が9失点と崩れ、今季初の4連敗を喫した。2番手で3回から登板したランドン・ナック投手(27)は5回4失点だった。
ナックは3—0の3回からマウンドに上がったものの先頭・キャロルを四球で歩かせると、次打者・グリエルに2ランを被弾。1死後、ネーラーに左前打を許すと、続くモレノにも2ランを浴び、チームとしてこれで7失点目。序盤で大量リードを許す展開となった。
試合後、ナックは「序盤は明らかに思うように投げられなかった。真ん中にボールが集まってしまったり、カウントを悪くしたり、やるべきことを実行できませんでした。相手はそのミスを逃しませんでしたし、いくつかの球をしっかり打たれてしまった。序盤にそういう状況を作ってしまったのは本当にフラストレーションがたまりました」と反省の言葉が続いた。
それでもその後の4イニングは相手打線を2安打に抑え、「落ち着いて、少し長いイニングを投げることができたのはよかった。とにかく序盤のミスがすべてでした。もっと良くしないといけません」と試合の入り方に課題があると自らを戒めた。
4失点こそしたものの投手陣に故障者が続出するなかで5イニングを投げ、登板過多が続くブルペン陣を多少、休ませることもできただけに「マウンドに戻ったときは“できるだけ長く投げてブルペンを休ませよう”と即座に切り替えました。とにかく早く修正点を見つけようとしていました。初回(登板した3回)は間に合わなかったですけど、その後は少しずつ修正できて、攻めの姿勢も戻ってきました」と手応えも口にした。