力石と対戦 KO率96%のヌニェス「必ず勝利する」視察した大橋陣営は驚き「リカルド・ロペスのような」

2025年5月20日(火)15時33分 スポーツニッポン

 ◇IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦  同級1位エドアルド・ヌニェス《12回戦》同級3位・力石政法(2025年5月28日 横浜BUNTAI)

IBF世界スーパーフェザー級3位の力石政法(30=大橋)と王座決定戦で対戦する同級1位エドアルド・ヌニェス(27=メキシコ)が20日、横浜市内のジムで練習を公開。シャドーボクシング、スティックミット、サンドバッグ打ち、縄跳びと約15分たっぷりと汗を流した。

 世界初挑戦となるヌニェスは「体調はエクセレント。12ラウンドもしくは15ラウンドを戦えるコンディションにある。28日の試合が大変待ち遠しい。必ず勝利する」とガッツポーズした。

 元世界3階級制覇王者フェルナンド・モンティエルの父マヌエル・モンティエル氏がトレーナーを務めるなど、モンティエル一家のサポートを受ける。フェルナンド氏からは「自分を信じて、これまで努力してきたことが報われるような勝利になるよう祈っている」とエールを贈られたと言い、「スペクタクルな試合を見せられると思う」と鼻息を荒くした。

 「とても温厚な人柄」なことから、愛称は「シュガー」。会見中は人柄の良さが現れたが、練習になると一変。シャドーボクシングでは力強い動きを披露。「とにかくプレッシャーをかけてパンチを出すことが大好き。勝利のために必要なことはありとあらゆることをする」と27勝27KO(1敗)とKO率96%を誇る強打者の片りんをのぞかせた。視察した力石陣営の大橋秀行会長は「強そう、の一言。リカルド・ロペスに近い雰囲気。あれだけのKO率だし、凄い選手なのは間違いない」と自身が現役時代に5回TKO負けし、無敗で引退した名王者を引き合いに出して警戒心を強めた。

 1メートル77の力石に対し、1メートル68と9センチ劣るヌニェスだが「これまでも背の高い選手とやってきた。全く問題ない」と自信満々。大橋会長は「愛称がシュガーなら力石はソルトだ。リーチ差をうまく生かせるか」と勝負のポイントを挙げた。

 試合はNTTドコモの映像配信サービスLeminoの有料プラン「Leminoプレミアム」で独占ライブ配信される。

スポーツニッポン

「視察」をもっと詳しく

「視察」のニュース

「視察」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ