【高校野球】仙台育英が宮城県大会4強入り 投打かみ合い8回コールド勝利

2025年5月21日(水)13時24分 スポーツ報知

先発し、6回を2安打無失点の仙台育英・吉川陽大(カメラ・秋元 萌佳)

◆春季東北地区高校野球宮城県大会 準々決勝 仙台育英7—0仙台城南=8回コールド=(21日・仙台市民)

 仙台育英は投打がかみ合い、7—0の8回コールドで仙台城南を下して4強入りした。

 先発したエース左腕・吉川陽大(3年)は4回2死までパーフェクトの快投。「緩急をつけながらしっかり投げられた」と140キロ台中盤の直球に、緩い変化球を織り交ぜて6回を2安打8奪三振と試合をつくった。左足首のけがで約1か月登板していなかったが「この日に合わせてきた」と堂々の復帰戦に須江航監督も「復帰登板という中で及第点の投球をしてくれた」と評価。2番手の吉田瑞己(3年)も2回を無安打4奪三振で締め、安定感が光る零封リレーを見せた。

 打線は初回無死二塁から2番・佐々木義恭右翼手(3年)の右前適時打で先制。さらに4番・和賀颯真一塁手(3年)が無死一、三塁で左越え3ランを放って4—0と突き放すと、5回にも敵失間に1点を追加した。8回は無死一塁から代打・高田庵冬(3年)が左翼ポール際へと放った打球が一度はファウルと判定されたが、審判団の協議の結果、ホームランと認められてコールド勝ちが決まった。高校通算28号となった高田は「調子を落としていた中だったが、打てて良かった」と笑顔で振り返った。

スポーツ報知

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