【巨人】先発・井上温大、6回6安打2失点で今季3勝目の権利を持って降板「もっと粘り強くなげられるように」
2025年5月21日(水)20時49分 スポーツ報知
雨の中力投する先発の井上温大(カメラ・今成 良輔)
◆JERA セ・リーグ 阪神ー巨人(21日・甲子園)
巨人・井上温大投手が今季3勝目をかけて先発し、6回6安打2失点で勝利投手の権利を持って降板した。
初回、先頭の近本に右前打を打たれるも、後続を断ち無失点。2回も3者凡退と安定した立ち上がりを披露した。3回は先頭の木浪、ビーズリーから連続で空振り三振に斬ると、近本を投ゴロに抑えて得点を許さなかった。
4回、打線は打者9人で5安打4得点と猛攻。援護を受けてマウンドに上がると、1死から森下に左前打を打たれ、続く佐藤輝には中堅フェンス直撃の二塁打を浴びピンチを招いた。なお1死二、三塁では大山に三遊間を抜ける適時打を打たれて1点を許したが、後続を断ち最少失点で切り抜けた。
5回も3者凡退。6回は2死から佐藤輝に右翼線沿いへ二塁打を打たれると、続く大山に中前へ適時打を浴びて追加点を奪われたが、この1点にとどめた。
降板後、左腕は「同じバッターにタイムリーを打たれたことは反省です。もっと粘り強くなげられるように頑張ります」と振り返った。