【一問一答】日本ハム・新庄監督 試合前は清宮幸に助言「アドバイスと違った打ち方...」
2025年5月21日(水)21時41分 スポーツニッポン
◇パ・リーグ 日本ハム2—1ソフトバンク(2025年5月21日 エスコンF)
日本ハムは9回1死満塁から郡司の右前打でサヨナラ勝ち。連敗を「2」で止め、首位を守った。
新庄剛志監督(53)との一問一答は下記の通り。
「きょう珍しく加藤コーチがボスなら投げさせますかっていうから、『オフコース』って。で、9回にパッて(ビジョンを)見たら111球やん!って。そしたらいきなり153キロ投げて。すごいよね。よかったー、北山君。郡司君のサヨナラヒットも素晴らしいんですけど、今日は北山君のあのピッチングと、勝ちが付いたというところはでかいですね」
——北山は2回1死二、三塁を山川の中犠飛による1点に抑えた。
「あそこの犠牲フライ、山川君が昨日の伊藤くんのセンター前で、いい感じになってきてるなと思うところで、犠牲フライだけで済んだというのは大きかったです。今日は連勝を続けてくれてる“岸監督”(岸マネジャー)がオーダーを組んだので。凄いわ。でも明日は(先発が)グーリン君なので僕が考えます」
——石井の2番起用も岸マネジャーの案?
「そう。はまったね」
——9回の攻撃開始前、ネクストに向かう石井に何か話しかけたが?
「ヒット、フォアボールで万波君が歩いても信じてるからね、しっかり打ちなさいってことを伝えた」
——端からバントは考えなかった。
「うん。一、三塁作れるかなというところで考えてなかったですね」
——郡司は今季2度目のサヨナラ打。
「追い込まれてからのファウルで、バットに当てながら本人は真っ直ぐを捉えようっていう気持ちもあったと思うんで。さすがキャッチャーだなと。あれがもう少しインコースの高めの真っすぐだったら打ち上がったかもしれない」
——プロ3度目スタメンマスクの進藤は?
「北山君に対してずっと田宮君がかぶってて。進藤君を育てるという意味では、最後の最後まで行こうってもう決めてたんで。早く座ってみたいです(笑い)。早よ打てやって。1年中立ってたろうから。でも素晴らしいリードはしてくれましたよ」
——試合前に清宮幸にアドバイスも。
「いや、僕のアドバイスとは違った打ち方してた。違うけど、打ったな。そういう声かけっていうのは大事なことなんで。フォーム的には僕がアドバイスしたフォームではなかったんですけど、結果的にヒットが出ればまた調子上がってきて、僕の理想のいいフォームに。僕の思ってる打ち方をできるようになってきたら、今度は角度がついて上がってくるようなアドバイスをします」