【卓球】31歳ベテランの目に涙...吉村真晴・大藤沙月組 メダル確定! 世界1位ペアを逆転撃破

2025年5月21日(水)17時55分 スポーツニッポン

 卓球の世界選手権第5日が21日、ドーハなどで行われ、混合ダブルス準々決勝で吉村真晴(31=SCOグループ)、大藤沙月(21=ミキハウス)組が3−1で中国ペアを下し、メダルを確定させた。今大会の日本勢メダル1号。

 メダルが決まると、コート上で寝転んでガッツポーズを作った吉村。大藤とがっちり握手を交わし、ベンチに戻るとタオルで顔を覆いながら、人目をはばからず涙を流した。

 「僕自身19年に石川(佳純)さんとミックスダブルスでメダルを獲って以来のミックスダブルスだったので、(同種目の)メダルは自分の中で大切にしてるものですし、大藤さんと新しいパートナーと一緒にメダルを獲れたことがうれしいです。まさか30歳超えてもメダルを獲れると思っていなかった」と吉村は感慨深げに語った。

 大藤は「まずは本当に信じられない気持ちでいっぱいです。まさかメダルが獲れると思ってなかったのでうれしいです」と満面の笑みで喜びをかみしめた。

 3戦連続でストレートで勝ち上がった吉村・大藤組は、世界ランク1位の中国ペアと対戦。

 第1ゲームを8−11で先取され、今大会初めてゲームを落としたが、第2ゲームは序盤でリードを奪うと、一度も追いつかれることなく11−5で取り戻した。第3ゲームを13−11でとると、第4ゲームも12−10でものにし、準決勝進出を決めた。

 吉村は、石川佳純と組んだ同種目で15年に銀メダル、17年に金メダル、19年に銀メダルを獲得している。大藤は現在、女子ダブルスで世界ランク1位。昨年アジア選手権女子ダブルスを制し、団体戦と2冠。

スポーツニッポン

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