【世界卓球】張本美和、圧勝でメダル王手! 中国・王曼昱との準々決勝へ「メダルがまずほしい」
2025年5月22日(木)21時49分 スポーツ報知
女子ダブルスで8強入りした(左から)木原美悠、張本美和(カメラ・宮下京香)
◆卓球 ◇世界選手権個人戦 第6日(22日、カタール・ドーハ=ルサイル・アリーナ)
【ドーハ(カタール)22日=宮下京香】女子シングルス4回戦で、世界ランク日本勢最高6位の16歳・張本美和(木下グループ)が同71位のジャン・ゼン(シンガポール)を4—0で退け、8強入りを決めた。
第1ゲームを11—5で先取すると、その後も11—9、11—4、11—6と一気に連取してストレートでの快勝。美和は「うれしいです。すごく緊張しました。ラリーが続く相手だと思って試合をして、実際やっても壁が厚い選手だと感じましたし、自分も落ち着いて試合ができたので、すごく良かったです。準備してきた戦術がそんなに1ゲーム目はうまくいっている感じではなかったので、2ゲーム目からちょっと展開を変えてみたり、サーブも少し変えてみたりというところで、そこで得点を重ねられたので良かったです」と振り返った。
無念の3回戦敗退となった兄・智和(トヨタ自動車)の思いも背負い、メダルマッチとなる準々決勝では世界ランク2位の王曼昱(中国)に挑む。美和は「最初にドローが出たときに、まずはここまで来られたらいいなという思いでやってきたので。やっぱり金メダルを目指している以上はメダルがまずほしい気持ちもあるので、変わらず自分はしっかり準備をして頑張りたいです」と気合を入れた。