大谷翔平 延長10回の第5打席は申告敬遠→二盗成功 ファン大ブーイング マンシーがサヨナラ犠飛

2025年5月21日(水)14時14分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ ドジャース—ダイヤモンドバックス(2025年5月20日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が20日(日本時間21日)、本拠でのダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場。延長10回の第5打席は申告敬遠で歩いた。なおも1死満塁からマックス・マンシー内野手(34)がサヨナラ犠飛を打ち上げ、今季ワーストの連敗を4で止めた。

 山本由伸が自己最多110球を投げて7回1安打無失点の快投を見せるも、打線は4回にスミスの適時打で1点を援護したのみ。投手陣に援護点をプレゼントしたい状況の中、8回1死走者なしで第4打席を迎えた大谷が4番手左腕ビークスの速球を左中間へはじき返し、二塁打で好機を演出した。しかし、追加点を奪うことができなかった。

 9回に同点弾を被弾した左腕スコットが延長10回にも2ランを被弾。しかし、タイブレークの延長10回無死二塁からエドマンが左前適時打を放って1点差に迫った。ここで大谷は申告敬遠。逆転のランナーだったが、大谷の打力を警戒されて歩かされた。続くベッツは中飛でエドマンが三塁へ進むと、大谷が今季11盗塁目となる二盗に成功。フリーマンが申告敬遠で歩かされると、4番スミスが押し出し死球で同点に追いついた。さらにマンシーが犠飛を打ち上げ、劇的なサヨナラ勝利を収めた。

 19日のダイヤモンドバックス戦では、6回に3試合ぶりでメジャー単独トップとなる17号ソロを放った。自身初の5月10本塁打で、21打点、OPS1・286も両リーグ月間トップだ。過去2度、月間MVPを獲得した得意の6月を前に「ミスター・メイ」ぶりを発揮している。

 現在、大谷はメジャー通算598打点。日本選手最多はイチローの780打点、次いで松井秀喜の760打点。大谷は両者に次ぐ3位につけており、節目の数字も視野に入ってきている。

 好調の大谷とは対照的にチームは前日も敗れて本拠では7年ぶり、今季初の4連敗を喫した。精彩を欠くチームを勝利に導く一打が期待される。

スポーツニッポン

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