【楽天】村林一輝がプロ初の3番起用に「そんな選手じゃない」 “隠れ首位打者”が打線を活性化
2025年5月22日(木)22時47分 スポーツ報知
7回1死、左前安打を放った村林一輝 (カメラ・上村 尚平)
◆パ・リーグ 楽天2X—1西武(22日・楽天モバイル)
プロ10年目で初めて3番に座った村林一輝内野手が4打数2安打。これで5試合連続安打と好調だ。クリーンアップを務めたことにも「意識してないです。そんな選手じゃないんで」と特別な意識はなし。7回は左前打で出塁後、2死から渡辺佳の右翼線への当たりで一気に本塁を陥れて同点とした。チームを救う激走に、小さな声で「疲れた…」とこぼしながら「佳さんが打ってくれて、あそこで1点が入ったのは大きかったと思う」と話した。
まだ規定打席に達していないが、この日を終えて打率は3割3分1厘。打率トップのオリックス・太田が3割2分3厘のため、“隠れ首位打者”だ。「そこは別に意識していない」と話すと、「とりあえず試合に出続けること。出続けるってことはチームの勝利に貢献できていることなので」ときっぱり。チームのために安打を重ねていけば、自然と打率トップの欄に名を連ねることになる。