スキージャンプ 小林朔太郎がミラノ・コルティナ五輪出場枠狙う…雪印メグミルクスキー部で必勝安全祈願
2025年5月22日(木)8時5分 スポーツ報知
必勝安全祈願を行った雪印メグミルクスキー部の選手たち
雪印メグミルクスキー部は21日、札幌市の北海道神宮で必勝安全祈願を行った。入社2年目の小林朔太郎(24)は、来年2月に開催されるミラノ・コルティナ五輪の出場枠を自らの手でつかみに行く。
現状、スキージャンプ日本男子が獲得できている五輪出場枠は「3」。22年北京五輪と同じく最大の「4」に増やすには世界ランキングで国内から4人の選手が25位以内に入る必要があり、現時点で小林陵侑ら日本人3人がランクインしている。
小林朔は37位で国内4番手。日本の枠取りという面でもカギを握ることになり、「自分の枠を自分で取れるかという戦いが夏から始まる。とても厳しい長い1年になる」。オフに地元群馬の草津温泉などでリフレッシュした若手有望株は、夢舞台につながる8月中旬のサマーGPからアクセル全開で空を飛ぶ。
(島山 知房)