女子バスケ3年ぶり代表入りの渡嘉敷来夢「満足することなくやっていきたい」アジア杯へ新体制でスタート

2025年5月22日(木)19時54分 スポーツ報知

バスケットボール女子日本代表の公開練習後に取材に応じた渡嘉敷来夢(カメラ・手島莉子)

 バスケットボール女子日本代表選手らが22日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで公開練習を行った。2大会ぶり7度目の優勝を目指すアジア杯(7月、中国)へ向けてコーリー・ゲインズ新監督のもとで本格始動。22年以来3年ぶりの代表復帰となった渡嘉敷来夢(アイシン)は「まずスタートラインに立てて、うれしく思います。ただ、選ばれているのがゴールではない。満足することなくやっていきたい」と力強く意気込んだ。

 渡嘉敷は抜群の身体能力と193センチの高身長を武器に、高校時代から日本代表候補に選出された。2016年リオ五輪を経験したが、21年東京五輪は右膝前十字じん帯を断裂する大けがで出場を逃し、昨年のパリ五輪も代表入りとはならなかった。

 今回は3年ぶりに代表メンバーへの返り咲き。「私を初めて見る方もいらっしゃるんじゃないかな」と場を和ませつつ、28年ロサンゼルス五輪の出場を目標に「もちろん、目指しているので、今日もこの場に立っている。今はまず残りたい。その一心です」と言葉に力を込めた。「本当に厳しいよって言われたら、それがベストを尽くした結果なので飲み込めると思いますが、パリ五輪は少し不完全燃焼だった。そのことがあったからこそ、これだけの強い気持ちで代表に臨めていると思います」と強い思いで代表活動をスタートさせた。

スポーツ報知

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