メルセデス・ベンツ、主軸Eクラスにクラシックな装いの限定車“エディション・エクスクルーシブ”を導入
2025年5月23日(金)18時11分 AUTOSPORT web

世界で累計1600万台以上の販売台数を誇るメルセデス・ベンツの中核をなすモデルであり、プレミアムセダンの指標としてセグメントを牽引する『Eクラス』に、ボンネットマスコットや3本の水平ルーバーを配したラジエターグリルを備え、クラシックでエレガントなフロントフェイスを持つ限定モデル“E200 Edition Exclusive(エディション・エクスクルーシブ)”が登場。5月22日から6月3日までを先行販売期間として、オンラインショールームでの申し込み受け付けが開始されている。
昨年の幕張メッセで開催された世界最大級のカスタムカーショー『東京オートサロン2024』の会場にて日本導入が発表された現行Eクラスは、全モデル電動化のうえ助手席一体型のディスプレイ“MBUXスーパースクリーン”や、サードパーティ製アプリをインストール可能とするなど大きく利便性が向上。さらに日本初の路面描画機能や、学習機能を活用して条件ごとに機能を発動する革新技術“ルーティン”を搭載するなど大幅な電脳化も果たした。
その同車に設定された今回の限定車は、通常のE200グレードには設定のないエクスクルーシブラインを採用し、伝統的なフロントフェイスを象徴するスリーポインテッドスターのボンネットマスコットや、3本の水平ダブルルーバーを備えたラジエターグリルなど、よりエクスクルーシブな雰囲気が演出された。またベースグレードでは有償オプションとなるパノラミックスライディングルーフや20インチAMGアルミホイールを標準装備としている。
一方のインテリアデザインで目を引くのは、エレガントな印象を与えるシートカラーで、外装色に併せてそれぞれシートカラーが設定されており、外装色“MANUFAKTURオパリスホワイト(メタリック)”選択時には本革(トンカブラウン)が、外装色“グラファイトグレー(メタリック)”選択時には本革(マキアートベージュ)が装備される。
トリムでもベースグレードでは有償オプションのブラックピアノラッカーインテリアトリムや、上位モデルのみに設定されているブラウンオープンポアメープルウッドセンタートリムを採用し、上質な車内空間を演出。快適性を高める前席シートベンチレーター(シートヒーター機能含む)や後席左右のシートヒーター、より上質なサウンド体験を叶えるブルメスター4Dサラウンドサウンドシステムも標準で装備されている。
さらにセンターディスプレイから助手席ディスプレイまでが1枚のガラス面に覆われたように見えるMBUXスーパースクリーンや、車両停止時に車内からビデオ会議への参加が可能な自撮り&ビデオカメラ(指定のサードパーティ製アプリのダウンロードが必要)といった先進的なインフォテインメントシステムも標準で採用し、乗員の利便性を高めた豊かな時間が提供される。
パワートレインにはガソリン仕様となる204PS(150kW)/320Nmの2リッター直列4気筒直噴ターボが搭載され、エンジンとトランスミッションの間に配置される電気モーターのISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)によって短時間、最大で23PS(17kW)/205Nmのブーストが可能に。
内訳はオパリスホワイトが150台、グラファイトグレーが50台の用意に。オンライン先行販売期間を過ぎた6月4日以降は販売可能な車両がある場合のみ、正規販売店ネットワークを通じて予約注文が受け付けられ、価格はグラファイトグレーが1068万円、オパリスホワイトが1084万3000円(税込)となっている。

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