ノリスが尾崎将司に並ぶ大会最少61で暫定単独首位浮上「ジャンボに並んでうれしい」
2025年5月23日(金)15時41分 スポーツニッポン
◇男子ゴルフツアー 日本プロ選手権第2日(2025年5月23日 岐阜県 三甲GC谷汲C=7337ヤード、パー72)
9位から出たツアー7勝のショーン・ノリス(43=南アフリカ)が11バーディー、ボギーなしの61をマークし、通算15アンダーに伸ばした。61は91年大会(栃木・プレステージCC)最終Rの尾崎将司に並ぶ18ホールの大会最少ストローク記録。ホールアウト時点で暫定で単独首位に立った。
最終9番でチップインバーディーを決めて大会最少タイの61でホールアウトしたノリスは「最後のチップショットは良かったね。3〜5メートルのバーディーパットが良く決まった」と笑顔を見せた。
ツアー94勝の尾崎の記録に並んだことについては「ジャンボ尾崎に並んだことはうれしい。彼の功績は偉大なので、それに続いていけるように頑張りたい」と喜びを語った。
ノリスは17年にツアー選手権、21年に日本オープン、24年に日本シリーズを制しており、今大会に勝てば日本タイトル全4冠を獲得するグランドスラムを達成する。07年片山晋呉以来史上7人目の偉業だが「達成できれば素晴らしいこと」と話した。
日本で戦い続ける理由については「日本の文化、食事が好き。欧州より移動もしやすいしね」と説明。好きな日本食を聞かれると「食べ放題、焼き肉」と日本語で答えて笑わせた。