「回復は順調に進んでいる」“緊急事態”のド軍に朗報 グラスノーが投球再開で「6月下旬から7月初旬」に復帰見込み
2025年5月24日(土)5時50分 ココカラネクスト

怪我人多発のドジャース先発陣…グラスノーの復帰が待たれる(C)Getty Images
右肩の炎症で負傷者リスト(IL)入りしているドジャースのタイラー・グラスノーの回復状況が米国内で報じられている。
スポーツメディア『CLUTCH POINTS』の現地時間5月22日配信のトピックでは、「4月27日に肩の炎症で故障者リスト入りして以降、数週間にわたって復帰時期が不透明だったが、グラスノーは今週金曜日にブルペンで投球練習を行う予定」と伝えている。
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またトピックでは、現地5月23日(日本時間24日)の投球練習日程に加え、復帰時期の目安についても言及。「グラスノーは投球プログラムの強度を徐々に上げており、6月下旬から7月初旬のロサンゼルスのローテーション復帰に向けて前進している」と綴られている。
昨季も8月中に右肘を痛めたことで戦列を離れ、ドジャース2年目の今季も故障により開幕から5度の先発にとどまっているグラスノー。だが、同メディアは復帰後のパフォーマンスに期待を寄せており、「カリフォルニア州出身のグラスノーが万全であれば、まさに圧倒的な存在だ。彼の復帰は、ファンが待ち望んでいたニュースとなる可能性があり、チームにとっても先発陣を安定させる要素となる」などと見通している。
ドジャース投手陣は他にも負傷離脱者が続出しており、ブレイク・スネル、佐々木朗希など開幕当初のローテーション投手がいずれもIL入りとなる中で、背番号31の投球再開のトピックは朗報であることは間違いない。同メディアは、「ジャイアンツやパドレスとの順位争いが続く中、1試合ごとの結果が非常に重要になっており、7月までにグラスノーが戻ってくる可能性は、ドジャースにとって大きな後押しとなる」と主張。
さらに、「すべての兆候は、グラスノーの回復が順調に進んでいることを示している。今回の最新の故障情報は、彼が正しい方向に向かっていることを示しており、連続してワールドシリーズ制覇を狙うチームにとって、非常に明るいニュースだ」とポジティブな見解を記している。
昨季、グラスノーは前半戦の活躍で球宴選出も果たすなど、その実力は折り紙付き。夏場での復帰が実現となればチームにとって、後半戦を戦う上でもこれ以上ないほどの頼もしい存在となるはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]