横綱・豊昇龍が11勝目 千秋楽での大の里との一番へ「楽しみ。いい相撲を取って終わりたい」
2025年5月24日(土)19時29分 スポーツ報知
豊昇龍(左)が寄り切りで琴桜を下す(カメラ・今西 淳)
◆大相撲夏場所14日目(24日、東京・両国国技館)
横綱・豊昇龍(立浪)は、大関・琴桜(佐渡ケ嶽)を寄り切り、11勝目を挙げた。立ち合いで右のまわしを取れなかったが、すぐにもろ差しに切り替え、攻め手を緩めなかった。「しっかり落ち着いて集中して、思った通りの相撲が取れた」とうなずき、「これで終わるわけじゃない。明日の一番、いい相撲を取って終わりたい」と千秋楽に視線を向けた。
25日の千秋楽は、2場所連続優勝で横綱昇進を確実にしている大関・大の里(二所ノ関)との結びの一番が組まれた。「もちろん楽しみ。とにかく今日帰ってゆっくり休んで、明日の一番に集中したい」と胸を高鳴らせた。