BL東京 SOモウンガが足で魅せた! 蹴って走ってPOMの活躍 リーチ主将「見ていてワクワク。試合中でも」

2025年5月24日(土)19時21分 スポーツ報知

リッチー・モウンガ

◆ラグビー リーグワン・プレーオフ(PO)準決勝 BL東京 31—3 神戸(24日、秩父宮ラグビー場)

 昨季王者でレギュラーシーズン(RS)1位のBL東京は、準々決勝から勝ち上がった神戸を31—3で下し、2季連続の決勝進出。NO8のリーチ・マイケル主将は試合後のインタビューで「本当に、勝ってよかった」と汗を拭った。

 試合は前半3分に先制PGを許し、ラインアウトでミスが出るなどリズムに乗れず。ただ同12分、SOリッチー・モウンガが自陣から右へ蹴ったボールは、約70メートルの「50:22」で一気にチャンスが広がった。3分後にCTBトンプソンが逆転トライを挙げると、モウンガは同30分にも再び「50:22」でチャンスメイク。後半はこの日イチ秩父宮を沸かせる妙技も披露した。

 17—3の後半12分、ハーフライン付近でボールを持ったモウンガは、横に移動しながらフランカーのフリゼルと衝突。相手に背を向けたその瞬間、敵陣にパントキックを上げ加速した。ボールに追いつくと、サポートに走ったCTBトンプソンに右へタップパス。最後はフリゼルにオフロードがつながり、一気にトライエリアまで運んだ。モウンガのパスが前へ放ったとしてトライは取り消しとなったが、圧巻のアタック。試合後、リーチ主将は「ボール持ったら、何か起こると期待できる。足も速いし、横も速いし縦も強い、キックも蹴れて、その中で判断力もある。見ていてワクワクします。試合中でも」と語った。

 この日のPOM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)に輝いたモウンガ。試合後のインタビューでは「神戸製鋼さんは、今季を通して活躍していたタフなチーム。勝てて嬉しい」と笑顔。6月1日の決勝では、埼玉—東京ベイの勝者を国立で待つ。2連覇に向け「POは特別な存在しか立てない場所。まずは楽しむこと。しっかりと準備をして、楽しんでベストなプレーをして勝てたら」と意気込んだ。

スポーツ報知

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