神戸がPO準決勝敗退 14反則にデイブ・レニーHC「間違いなく自分たちより丁寧」

2025年5月24日(土)19時25分 スポーツ報知

試合後の会見に臨む神戸・李承信共同主将(左)とデイブ・レニ・ーヘッドコーチ

◆ラグビー リーグワン・プレーオフ準決勝 BL東京31—3神戸(24日、秩父宮ラグビー場)

 リーグワン1部の神戸(旧神戸製鋼)が昨季王者のBL東京(旧東芝)に敗れ、プレーオフ準決勝敗退となった。試合後の会見でデイブ・レニーヘッドコーチ(HC)は「東芝さんに対してどれだけベストを出させないか、自分たちがどれだけベストを出せるかという試合だったが、やりきることができなかった」と、悔しさをにじませた。

 前半3分、トライゾーン手前からSOブリン・ガットランドがペナルティーゴール(PG)を沈めて先取点獲得に成功した。守備でも粘り強い守りを見せると、40分を終えてスコアは3—7。拮抗(きっこう)した試合展開となっていたが、後半は3分にトライを奪われるとさらに2トライを献上した。攻撃ではチャンスこそ作ったが、要所での反則も響き、ノートライで終了。1試合を通して反則の数は、相手の倍にあたる14を数え、デイブ・レニーHCは「(相手は)間違いなく自分たちより丁寧だった。後半はペナルティーを与えすぎて、自分たちのミスもあまりに多すぎた」と、差を分析しながら試合を総括。「スコアで表れているほど大きな差があったとは思わないが、自分たちが勝つために一番最高なパフォーマンスを出さなければいけなかったところで出せなかった」と、肩を落とした。

 会見に同席したFB李承信共同主将も「アタックのところで、準決勝というプレッシャーのかかる舞台で東芝は丁寧に自分たちプレッシャーかけていましたし。自分たちは初めてプレーオフに進んでそういうところに差がある」と受け止めた。31日に行われる3位決定戦(秩父宮ラグビー場)に向けて「どれだけ精度高く、丁寧にプレーできるかは、今日の一戦でチームとしても学ばないといけないところ。かといって自分たちの自信を失うわけにはいかない。もう一回来週自分たちでチャレンジできる舞台になので、しっかり強さを証明できるように頑張りたい」と目線を上げた。

スポーツ報知

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