岩谷麻優、マリーゴールド入団「４戦目」でビクトリア弓月を破り「スーパーフライ級」王座奪取「今、取ったばかりなのにもう愛着がわいている！」

王座奪取した岩谷麻優

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◆マリーゴールド「Ｍａｒｉｇｏｌｄ　ＳＨＩＮＥ　ＦＯＲＥＶＥＲ　２０２５」（２４日、代々木第二体育館）

　マリーゴールドは２４日、代々木第二体育館で旗揚げ１周年記念＆高橋奈七永の引退記念大会「Ｍａｒｉｇｏｌｄ　ＳＨＩＮＥ　ＦＯＲＥＶＥＲ　２０２５」を開催した。

　５・４後楽園ホール大会で高橋奈七永と極上の名勝負でマリーゴールド入団初戦を飾った岩谷麻優がスーパーフライ級王者・ビクトリア弓月に挑戦した。

　強烈なエルボー合戦で幕を開けた一戦は、弓月が場外へのフライングボディアタックで追い込めば岩谷は顔面へのドロップキックで逆襲した。挑戦者が投げっぱなしジャーマンで後頭部をたたき付ければ王者はバックドロップで応戦。ドロップキックで両者がダウンする壮絶な展開となった。

　王者のムーンサルトプレスを両膝を立ててブロックした岩谷は、ドラゴンスープレックスで逆転。強烈な顔面蹴りからすべてのロープを使う三段式ムーンサルトプレスでフォールを奪い入団４戦目で王座を奪取した。

　試合後、マイクを持った岩谷は「第３代スーパーフライのチャンピオンになりました！」と絶叫。倒れたままの弓月へ「デビューまだ１年半でしょ？あり得ないよ。すごいよ！」と絶賛。スターダム時代に２度、一騎打ちしたが「成長したんだと思う。でも、１年半でここまでってマジですごいよ。ホントにすごい」と繰り返し賛辞を送ると「麻優は弓月とタッグとして一緒にやっていきたいって思った。これからも好きでいてよ、憧れていてよ。一緒にやっていこう」と共闘を呼びかけた。

　これに弓月は涙を流し「あこがれの麻優さんは強くて…やっぱり麻優さんの壁、高すぎました」と唇をかみしめ「私も麻優さんの横で学んでいきたいです。私のあこがれとしてそばで学ばせてください」と応じた。岩谷は「弓月ありがとう！」とメッセージを贈ると２人は握手をかわし今後のタッグ結成へ決意を新たにした。

　バックステージでベルトを見つめた岩谷は「マリーゴールドに来て初めてのベルト…めっちゃ重い、めっちゃデザインかっこいい、めっちゃ今、取ったばかりなのにもう愛着がわいている！」と感激を表した。そこに拍手をしながら悪のユニット「ダークネス・レボリューション」の松井珠紗が現れ「私、そのベルト狙ってって、挑戦したい。っていうか岩谷麻優を体感したいのでベルトっていうか、岩谷麻優に挑戦させてください」と要求した。岩谷は「松井珠紗さん受けて立ちますよ」と受諾。両者は握手を交わし、初防衛戦が決定的になった。