カーショー「もちろん投げ続けたかった」 1時間38分の雨天中断考慮され降板も、次回復活勝利へ自信

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　◇ナ・リーグ　ドジャース7—5メッツ（2025年5月23日　ニューヨーク）

　ドジャースのクレイトン・カーショー投手（37）が23日（日本時間24日）、敵地でのメッツ戦に先発登板。2回を無安打無失点と上々の立ち上がりを見せたが、3回のドジャース攻撃中に雨が強まって1時間38分の雨天中断を挟んだため、3回のマウンドには上がらなかった。復帰後2戦目も復帰後初勝利はお預けとなった。試合は8投手をつなぐ延長12回の投手戦を制し、ドジャースが3連勝とした。

　初回、先頭のリンドアにストレートの四球。先頭打者を出塁させたが1死後、ソトをスライダーで一ゴロ併殺に仕留め、結果的にこの回を3人で終えた。2回は12球で3者凡退。だが3回に降雨のため、長い中断時間を挟んだため、3イニング目のマウンドに立つことはなかった。

　リズムをつかんだ矢先の中断となっただけに「もちろん投げ続けたかった」と悔しげな表情。「できるだけ身体をほぐしておくようにしていたが、とにかく長く続いた。今思えば、もう少し試合開始を待つべきだったのだろう」と淡々と振り返った。

　昨年11月に左膝半月板と左足親指の手術を行った。復帰後初登板となった17日（同18日）エンゼルス戦では安定感を欠き、4回5安打5失点で降板。だが通算212勝のレジェンドは確実に状態を立て直してきた。「個人的には、安定した投球ができそうな予感がし始めていたところだった」としたうえで「今はとにかく練習を繰り返すことが一番いいと思う。調子を取り戻そうとしているところだから、もっと続けられたらよかったのだろう。ただ、これがベースボール。またチャンスが巡ってくるはずだ」と次回登板でのさらなる好投に自信を見せた。