巨人グリフィンの4勝目が消滅 6回1安打零封、勝利投手の権利を得て降板も直後に同点
2025年5月24日(土)20時15分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人—ヤクルト(2025年5月24日 東京D)
巨人の来日3年目左腕、フォスター・グリフィン投手(29=米国)が24日のヤクルト戦(東京D)で今季4度目の先発登板。6回1安打無失点と好投して無傷の今季4勝目となる勝利投手の権利を得て降板したが、降板直後にチームが追いつかれて白星が消滅した。
4試合続けて相棒・岸田との先発バッテリー。初回、岩田、伊藤の1、2番コンビを連続三振に斬るなど3者凡退で順調に立ち上がると、4回まで2四球のみの無安打投球を披露した。
2—0で迎えた5回には1死から内山に初安打され、二盗と中村悠への死球などで2死二、三塁とされたが、ここも無失点。
6回には2死からオスナに四球を与えるも無失点で抑えると、2—0のこの回限りで降板となった。
投球内容は6回で打者23人に対して88球を投げ、1安打無失点。6三振を奪い、3四球と1死球を与え、直球の最速は148キロだった。また、グリフィンはこれで15イニング連続無失点となっている。
だが、グリフィンが降板した直後の7回だった。2番手右腕・田中瑛が先頭・増田に三塁打され、1死後、日本ハム時代の同僚でもある代打・西川に右前適時打を許して1点差。さらに代打・宮本に同点適時打され、ここでグリフィンの4勝目がなくなった。
▼グリフィン ストレートは良かったが、コントロールに苦しんだ。ランナーを出しながらも岸田を信じて投げた結果、何とか0点に抑えることができた。