巨人・増田陸が抱える同期・戸郷への思い「計り知れないぐらいのものを背負っている」1勝援護の適時打
2025年5月26日(月)6時0分 スポーツ報知
2回2死二塁、左前適時打を放つ増田陸
◆JERA セ・リーグ 巨人5—2ヤクルト(25日・東京ドーム)
増田陸がバットで同学年を援護した。2回、浅野の先制2点打の後の2死二塁。第1打席で三振を取られたアビラのカーブを拾い左前へ。貴重な1点を追加し「うれしかったですし、何より戸郷に勝ちがついたので本当によかったです」と安堵(あんど)した。
先発の戸郷とは18年ドラフトの同期で同い年。育成も経験した増田陸は、1年目から1軍で投げていた戸郷をテレビで見ていた時期もあった。「僕には計り知れないぐらいのものを背負っている。ジャイアンツのエースなので、勝ててよかったです」。特別なチームメートの今季1勝目をかみしめた。
「1番」に抜てきされてからチームも今季最長の5連勝。「しっかり振って、ヒットを打って、塁に出て、チームを(勢いに)乗せていけるように」。熱い男が巨人を引っ張っている。(臼井 恭香)