前田健太 マイナーで2戦連続乱調に胸中吐露「頭がパンクしそうな程投球フォームの事ばっかり考えて」
2025年5月24日(土)14時34分 スポーツニッポン
タイガースを戦力外となり、カブスとマイナー契約した前田健太投手(37)が23日(日本時間24日)、傘下3Aアイオワの一員として移籍後2度目の先発登板。先発して3回2/3を7安打5失点と2試合連続で4失点以上と乱調だった。防御率は14.29となった。
初回に味方打線に3点の援護をもらってマウンドに上がったが、1番に二塁打を許すと、2番に2ランを被弾。さらに連打と四球で満塁とされると、2点二塁打を浴びた。さらに内野ゴロの間に1点を失い、初回だけで5失点となった。
2回は先頭に安打を許したが、次打者を二ゴロ併殺に仕留めるなど無失点。3回も1死走者なしから安打を許したが、次打者を三ゴロ併殺に仕留めた。
打線が5—5と追いついた4回は2死走者なしからこの日2個目の四球を与えたところで降板となった。
前田は試合後に自身のインスタグラムを更新。「登板しました。結果だけ見ると良くなく悪いニュースが届いてしまっていますがただいま、頭がパンクしそうな程投球フォームの事ばっかり考えています。新しい事にチャレンジして、試行錯誤してもがき中です。笑」と明るさも交えて現在の心境を吐露した。
続けて「今のままの自分ではダメだと思いチャレンジできるこの環境に身を置き色々と新しい事にトライしてます!昔のよかった時ではなく新しい自分を探してそしてこれから先の自分の為に今苦しいですが頑張ってます。すぐに劇的に良くなるわけではないので時間をかけてでも必ず結果を出します。良い方向に進んでいますのでご声援よろしくお願い致します」とつづった。
前田は移籍後初登板となった17日(同18日)の前回登板は、先発して2回を4安打4失点だった。
前田はカブスとのマイナー契約の報道が出た直後の15日にSNSで「メジャーに上がれるように必死に頑張っていきます」と報告していた。メジャー10年目の今季はタ軍で中継ぎとして7試合で0勝0敗、防御率7.88と低迷し、1日にメジャー出場の前提となる40人枠から外れていた。在籍する今永、鈴木との共闘へ、メジャー昇格を目指す。