タイガース「戦力外」の前田健太、日本球界復帰があるとすれば...意外な球団も有力候補か

2025年5月9日(金)18時4分 J-CASTニュース

デトロイト・タイガースがメジャーの40人枠から外すDFAとなった前田健太をウエーバーに登録したことを、日本時間の2025年5月8日に発表した。「事実上の戦力外」というかたちだ。前田はウエーバーを通過した後にFAとなり、移籍先を模索することになる。

残り35勝に迫った日米通算200勝

2年契約最終年の今年はリリーバーとして7試合に登板したが、防御率7.88と安定感を欠き、2日にDFAが発表された。

ウエーバーでの獲得を希望する球団が現れた場合、今季の年俸1000万ドルを負担することになるため、獲得に名乗りを上げる球団が出ることは考えづらい。

一方で、FAになると、各球団は最低保証年俸(76万ドル)で獲得することができるため、こちらの選択肢が現実的だろう。

最低保証年俸なら、投手陣の層が薄い球団が獲得を検討する価値がある。タイガースはその最低保証年俸を差し引いた残りの金額を前田を負担する義務がある。

「今年メジャーで稼働すれば、10年間プレーして満額の年金がもらえる。米国でプレーするのが第一優先だと思います。もし、メジャー球団から声が掛からなかった場合は日本球界復帰の選択肢が出てきますが、古巣の広島だけでなく他球団も獲得を目指す可能性がある。
その有力候補がオリックスですね。以前よりマエケンを高く評価していると聞いています。大阪出身で地元球団なので、幼少期からなじみが深い球団であることもプラスに働くのでは。広島と同一リーグの球団への移籍は抵抗があると思いますが、パ・リーグなので新たな挑戦を決断する可能性があります」(スポーツ紙記者)

残り35勝に迫った日米通算200勝もかかる。果たして、前田の決断は——。(中町顕吾)

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