【Bリーグ】22歳の小川が躍動15得点「アグレッシブにプレー」宇都宮が単独最多3度目V王手
2025年5月24日(土)18時22分 スポーツニッポン
◇バスケットボールBリーグチャンピオンシップ(CS)決勝第1戦 宇都宮81—68琉球(2025年5月24日 横浜アリーナ)
2戦先勝方式の第1戦が行われ、宇都宮(東地区1位)が琉球(西地区1位)を81—68(前半41—35)で破り、3季ぶり3度目の優勝に王手を掛けた。宇都宮は22歳のPG小川敦也が3点シュート3本を含む15得点と活躍。1万3121人の両軍ブースターで埋まったスタンドを沸かせ、「アグレッシブにプレーできた結果、得点につながった。明日も引き続きミスを恐れず、アグレッシブにプレーしたい」と話した。
自身初の決勝に臨んだ小川。前半途中に出番が回ってくると、いきなり2本の3点シュートを成功させ、チームに流れを呼び込んだ。相手の桶谷大監督も「今日は小川君が試合を決めた」と絶賛したほど。後半は相手の守備陣形が変わったところで、今度は中央をドライブして13点差の快勝に貢献。「(3点シュートは)課題として練習に取り組んできた。空いたら打つことに自信を持って取り組めた」と胸を張った。
チーム全体でも39本中16本の3点シュートを決め、成功率は驚異の41・0%を記録。あす25日の第2戦も制すれば3季ぶり、そして単独最多となる3度目のリーグ制覇が決まる。2月にはケビン・ブラスウェル監督が急逝した、特別なシーズン。ベテラン比江島慎は「明日で決めたい。特別な思いで臨んでいるので、ケビンとジーコ(コロネル監督代行)を日本一のヘッドコーチにしたい」と誓った。