【中日】井上一樹監督「ミスをしたら負ける典型」 悪送球のマルテには「戦力としてこれからも。ケアを」
2025年5月25日(日)18時8分 スポーツ報知
8回、交代を告げる井上一樹監督(カメラ・義村 治子)
◆JERAセ・リーグ 中日1—5阪神(25日・バンテリンドーム)
中日は1—1の9回に登板したマルテの痛いミスから崩れた。先頭の熊谷に左前打を許した後、木浪の投犠打の処理で一塁への悪送球。無死二、三塁とピンチを広げ、そこから4点を失った。9回の攻撃では、右膝内側足副じん帯損傷から復帰した福永が代打で出場。今季初打席で左翼線二塁打を放ったが、3カード連続の負け越しとなった。
以下は試合後の井上一樹監督の主な一問一答
—マルテが痛いミスを
「ミスをしたら負けるという典型。想定していないこともやっぱり起きるし、1球やったことで、マルテもテンパってしまったかなというところもある。またコーチ陣と一緒にケアしていくしかない。戦力としてこれからも投げてもらわないといけない投手。その辺の練習やケアをやりたいなと思います」
—リリーフは連投中の投手もいて、継投の難しい試合だった
「決して2連投、3連投があかんというわけではないと思っていて。でも、長いシーズンを考えたときに他の球団もそうだろうけど、後々のジャブとして効いてきてしまう。終盤になって優勝、Aクラスを争うという時は別として、今する時期じゃないというのは、分からなくもないと思っている。投げて投げて調子を上げる投手もいるんじゃないの?という話もしているけど、このご時世。今のところ、乗っ取っていきたいなと」
—マルテは元々勝ちパターンの一角
「もちろん、そのつもりで出しているわけで。そこはもちろんマルテに0点で帰ってきてくれよという形で」
—村松が合流したが、登録を見送った
「そこは福永にしても、きょうの収穫は(福永)。打った打たないではなくて、二塁までの走りっぷりを見ても、問題ないねと確認できた。来週からはいろんな形でピースとして考えていいのかなと思いました。村松は登録しますと断言はしないけど、(次カードの)東京には連れて行きます」
—松木平を登録
「投げる投手が連投がきつい、万が一の時に。(遠征中の)2軍から呼ぶよりも、松木平とも会話がしたかったし、名古屋に残留している松木平を。言い方は悪いけど、万が一のために入れておいた」