ミキハウスの4番・田中秀政は「わかさスタジアム京都」と好相性 5年連続の都市対抗出場へ「全力尽くす」

2025年5月25日(日)10時0分 スポーツニッポン

 第96回都市対抗野球大会近畿地区2次予選は5月27日から、わかさスタジアム京都で開幕する。5年連続6度目の本戦出場を狙うミキハウスは、田中秀政内野手(28)が4月のJABA京都大会で打率・538、1本塁打、5打点をマーク。不動の4番打者が今季も強力打線の中核を担う。

 「4年連続で出場していることで“勝って当たり前”という風に見られることもありプレッシャーはありますが、後輩たちが成長してきてどこからでも点を取れる打線になってきていると思う。そういう意味では自分に必要以上にプレッシャーをかけることはないので、しっかりチームに貢献できるようにやっていきたい」

 予選リーグを勝ち抜き、4強に進出した京都大会でも強打は健在だった。初戦のアスミビルダーズ戦で3安打を放ってコールド勝ちに導くと、日本製鉄大分戦でも2安打してサヨナラ勝ちに貢献。敗れはしたものの準決勝・東芝戦では3回2死一、三塁から一時逆転となる左越え3ランをかっ飛ばし、わかさスタジアム京都を盛り上げた。

 近畿地区2次予選を直前に控える田中にとって、追い風となるのは会場となる「わかさスタジアム京都」での相性の良さだ。いずれも本戦への代表権を獲得した21年からの過去4大会では45打数19安打8打点2本塁打の打率・422。今季は全試合が同球場で日程が組まれており、時折、笑みを浮かべながら言葉をつなぐ。

 「わかさは、めちゃくちゃ好きです。打席から見える球場の景色もそうですし、打った時にいい音が響くイメージが湧き上がってくるというか」

 抜群のバットコントロールもさることながら、相手バッテリーの配球を読み解く勝負勘も兼ね備える右の強打者。アスミビルダーズとNTT西日本の勝者と対決する初戦に向けて「とにかく一戦、一戦、全力を尽くします」と表情を引き締めた。

スポーツニッポン

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