カブス鈴木誠也「振れるボールを待って一発で仕留められている」決勝14号3ラン、自己最速187キロ打球速度弾丸アーチの理由は
2025年5月26日(月)7時13分 スポーツ報知
◆米大リーグ レッズ8—11カブス(25日、米オハイオ州シンシナティ=グレートアメリカンボールパーク)
カブス・鈴木誠也外野手が敵地のレッズ戦に「3番・DH」で先発出場し、8回に右腕メイから決勝14号3ランを放った。4打数3安打3打点で打点部門でメジャー単独トップに立った。打率は2割7分3厘。
1回に右前安打をすると5回には中堅に3試合連続となる二塁打を放った鈴木。8—8と同点に追いついた8回無死一、二塁で、カウント3—1から内角シンカーを振り抜くと打球は22度という弾丸ライナーで左翼ポール際に突き刺さった。116・2マイル(約187・0キロ)は自己最速。飛距離は399フィート(約122メートル)。鈴木は一塁を回るところでダイヤモンドを回るときに喜びを何度も腕を振って表した。
「自分の振れるボールを待って、それを今、一発で仕留められてるのがいいのかなと思います」と鈴木。「あまりパワーがあるタイプではないんで、相手ピッチャーの速いボールに対して、いい形でいいポイントで捉えられれば、ああいう打球がいくのかなっていうような感じ。相手のボールの強さがあってのああいう打球だと思います」と自己最高速度でのアーチを振り返った。
49打点はメジャー単独トップ。チーム52試合で14本塁打は44本ペース。打点は153打点ペース。本塁打は大谷に次いで2人目の40本台だが、打点は、昨年の大谷の130打点のメジャー日本人歴代最多打点を上回るペースだ。