【プロボクシング】優勝賞金1000万円ヘビー級トーナメント キック出身の星龍之介は97・3キロでパス

2025年5月26日(月)17時32分 スポーツニッポン

 優勝賞金1000万円で注目の「フェニックストーナメント・アジアヘビー級チャレンジカップ」(5月27日、東京・後楽園ホール)の前日計量が26日、東京ドームシティー内で行われた。大橋ジムの大橋秀行会長が賞金を用意し、アジアのヘビー級の盛り上がりを目指すトーナメントは、1回戦7試合(1試合は棄権による不戦勝)で幕を開け、11月に決勝が行われる。

 計量に臨んだ14選手の中でも、星龍之介(26=大橋)の鍛え上げられた上半身はひときわ目を引いた。「調整はバッチリです。あとは試合をやるだけ」。最重量のヤン・バクス(八王子中屋)の118・8キロより20キロ以上軽いウエートでパスしたが、体つきは最もヘビー級ボクサーらしかった。

 もともとは空手出身だが、K—1をはじめとするキックボクシングのリングにも上がり、ビッグバンという団体のベルトも獲得するなど、7戦5勝2敗の戦績を持つ。パンチ技術向上のために大橋ジムに通い始めたが、「他の格闘技、スポーツからも集まってほしい」という大橋会長の意向に沿う形で、約1年前から本格的にボクシングの練習を始めた。

 2月には、韓国でデビュー戦となるヘビー級4回戦に臨み、2回TKO勝ち。いよいよ、優勝賞金1000万円のトーナメント初戦を迎える。「ヘビー級の日本人王者が生まれるように、という大会。判定じゃなく、これがヘビー級というKOで勝ちたい」と話した。

スポーツニッポン

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