メジャー女王4人、初出場は6人 日本勢21人が今週の「全米女子オープン」に参戦! 出場資格は?

2025年5月27日(火)11時30分 ALBA Net

日本勢21人が出場する「全米女子オープン」の開幕が近づいてきた(撮影:GettyImages)

<全米女子オープン 事前情報◇27日◇エリン・ヒルズGC(ウィスコンシン州)◇6829ヤード・パー72>

先週はメキシコで岩井千怜が米ツアー初優勝を挙げたが、その興奮も冷めやらぬなか今週は29日から今季のメジャー第2戦が行われる。プロ・アマ問わず、世界一の女子ゴルファーの称号を争う大会には、日本勢21人が出場。各選手の資格や出場回数をおさらいしてみよう(資格は主なもの)。


まず、歴代優勝者として出場するのが、昨年、2021年に続く大会2勝目を挙げた笹生優花だ。今回が7年連続7度目の出場。優勝した2大会はもちろん、予選を通過した試合は20年が13位、23年が20位とまずまずの成績を残している。今季はここまでポイントランキング87位と苦戦しているが、ここを浮上のきっかけにしたい。

その笹生が優勝した昨年大会では、他にも日本勢4人がトップ10入りし、今年の出場権を早々に確定させていた。2位になった渋野日向子、6位だった古江彩佳、そして9位で終えた竹田麗央、小祝さくらだ。渋野は6年連続6度目の出場で、20年大会でも4位に入っている。古江は昨年の「アムンディ・エビアン選手権」優勝、竹田も「今季優勝者」など複数の資格を有している。

『昨年のCMEグローブ・ポイントランキングトップ30』などで出場を決めていたのが畑岡奈紗、西郷真央。今年の「シェブロン選手権」を制した西郷にとっては、ここはメジャー連勝がかかる試合にもなる。『3月24日付の世界ランキング上位75人』では山下美夢有、岩井明愛、岩井千怜、桑木志帆、河本結、鈴木愛が権利を得た。

各地で行われた予選会からも、多くの選手が出場する。4月22日に行われた日本での最終予選会からは、林菜乃子、池羽陽向、泉田琴菜、アマチュアの長澤愛羅が当日に本戦出場を決めた。さらにリザーブ1番手だったアマチュアの木村葉月にも出場権がおりてきた。

米国での予選会では、13日のミネソタ州会場を勝みなみが3位で突破。さらにリザーブ1番手だった西村優菜も、後にエントリーできることが決まった。また馬場咲希はハワイでの予選会を通過しての参戦となる。

2019年の「AIG女子オープン」(全英)を制した渋野含め、メジャー女王4人、今季優勝者も3人が出場する“日本勢の連覇”にも期待がかかる大会。また初出場6人がどのような戦いを見せるのか、など見所がたっぷりの4日間になりそうだ。

【全米女子オープン 日本勢の主な出場資格】
■過去10年間の全米女子オープン覇者
笹生優花(7年連続7度目)
■昨年の全米女子オープントップ10
渋野日向子(6年連続6度目)
古江彩佳(4年連続5度目)
竹田麗央(2年連続2度目)
小祝さくら(2年連続4度目)
■昨年のCMEグローブ・ポイントランキングトップ30
西郷真央(4年連続4度目)
畑岡奈紗(8年連続8度目)
■3月24日付の世界ランキング上位75人
山下美夢有(3年連続3度目)
岩井明愛(3年連続3度目)
岩井千怜(3年連続3度目)
桑木志帆(初出場)
河本結(2年連続3度目)
鈴木愛(2年連続7度目)
■予選会通過者など
林菜乃子(初出場)
池羽陽向(初出場)
泉田琴菜(初出場)
@長澤愛羅(初出場)
@木村葉月(初出場)
馬場咲希(2年ぶり3度目)
勝みなみ(2年ぶり5度目)
西村優菜(4年連続5度目)


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